癒しと願望実現に役立つ瞑想法

瞑想は世界中で古くからある修行法、浄化法、心身安定法で、願望実現としても癒しの手法としても効果的です。

瞑想は「メディテーション(meditation)」と言い、アメリカの超能力者のエドガーケイシーも勧めている、癒しの手法にはなくてはならないものです。

インドのヨガや、中国の気功（たんとう功などと言う）や、その他、世界中のさまざまな宗教においても、瞑想というものが存在します。

日本の宗教の中で瞑想と言える最たるものは、「座禅」ではないでしょうか。

また、宗教や能力開発などで同じ言葉をえんえんと唱えるものがありますが、それも、至高体験ができるので、瞑想状態になれるので、瞑想ともいえるのではないでしょうか。

私達は、10年以上前にインドのアーユルヴェーダ病院に２週間ほど滞在して、医師達からアーユルヴェーダ（インドの4千年の歴史を持つ「生命医学」）の講義と実技を教えてもらったことがあるのですが、その時、密接に関係するからと言われ、毎朝１時間ヨガの訓練を受けました。

日本ではヨガというと、「ヨガ体操」のことばかりになってしまいますが、ヨガは本来は「瞑想」「呼吸法」「ヨガ体操」の３つから構成されていて、瞑想はヨガの中の3本柱の一つとなっているのです。

アヴィヤンカ（インド式の体のオイルマッサージ）や、シローダーラ（額の中央に温かいオイルをたらし、瞑想）の効果もあるとは思いますが、その２週間の間は、体が軽くてとてもすっきりとしていたんです。

このように、瞑想は世界中に古くからあるということでも、その効果のほどが伺われます。

ただし、瞑想状態に慣れるまでには、個人差もありますが、けっこう時間がかかると思います。

私の場合、毎日30分〜1時間くらい行って3ヶ月頃から、「幸福感」「心地よさ」「体が緩む」感覚がでてきて、「無心」に近い状態になれました。

そうしたらその後は、座るとすぐに瞑想状態になれるようになりました。

最初のうちは、雑念だらけだと思いますが、なすがままに受け入れて、気長に練習してみて下さい。

ただし、瞑想に入ってしまうと違う世界に行ったみたいであまりに心地よくて、現実社会に戻りたくなくなって、地に足が着かなくなるなんていうことも、たまには起きる場合がありますので、エネルギーに敏感な体質な方は注意が必要です。


体を洗ったら、瞑想で心も洗おう！瞑想は浄化法としてもとても効果的。

１日の汚れはその日のうちに落とすと言うことで、皆さんはお風呂に入ったりシャワーを浴びたりすると思いますが、体だけ洗って心を洗わない手はありませんよ。

体だけ洗って心を洗わないのは、「服を着てお風呂に入るようなもの！」、「食べ放題に行って一皿しか食べないようなもの！」、「うんちをしてお尻をふかないようなもの？」（笑）

この説明で納得してもしなくても良いですが、心と体は二つで一つなのです。

１日５分でも１０分でも良いですから、心もきれいにして、「嫌なこと」や「怒り」や「もやもや」「心の疲れ」を浄化してから寝ると、気持ちよく寝られ、翌朝もすっきりと目覚められます。

そしてその繰り返しで、理想的な自分になれたり、人生が良い方向に進んできたりして、だんだんと人生も輝いてくるのですよ。

と言っても、私は結婚してからと言うもの、忙しさに流されてあんまりしていないので、また始めなければと思っています。


瞑想を行う姿勢や時間など

時間…「夜寝る前」や「朝」または、「大事な仕事や試験の前」など、慣れればどこでもすぐにでも瞑想状態になれます。

朝は、まだ目がさめきらず頭がぼんやりしているアルファ波の脳波の時が効果的です。

夜だけでも絶対にして頂くことをお勧めします。

姿勢は、リラックスできる形で行って下さい。

通常は座りますが、人によっては横になった状態の方が行いやすいと言う人もいますが、すぐに寝てしまう可能性がありますので、私はあまりお勧めしません。

座り方も、正座、あぐら、いすにかけるなど工夫して、自分が行いやすい方法を見つけてください。

背中はなるべくまっすぐとしてほしいのですが、慣れるまで無理はしないように行いましょう。

ちなみに私は正座で、足を９０度近く広げるやり方が一番しっくりきます。

手は印（手印またはムドラーと言う）を組んでも良いし、合掌してもよいですよ。

「ヒーリングスクール コスモ★ブライト 」の「プラーナ療法」では、ある手印を使って瞑想すると、体の悪いところがわかるというユニークな方法もあるのですよ。


では、さまざまな瞑想法がある中でいくつかをご紹介させて頂きます。



Ａ．より理想的な自分になるための瞑想法

１、まず静かに呼吸を整えてから、意識を落ち着かせます。

２、吸う息、吐く息に意識を向けます。

３、吸う時に宇宙からのエネルギーを取り入れるイメージをし、吐く時に心のわだかまりや疲れ、ストレス、嫌な思いなど、悪いものすべてを体全体より出していくようなイメージをします。
　気のすむまで充分にこれを行います。

４、理想的な性格、言動、態度、能力を持った自分が、理想的な行動をしたり、しゃべっているところを現実社会にあてはめて思い描きます。

５、または、自分の理想とする人がいたら、その人の言動を自分がしているように、重複させて思い描きます。



Ｂ．「元気を出す」「自分に自信をつける」瞑想法

「プラスの言葉」「肯定的な言葉」「自分がそうなりたい状態の言葉」をとにかく片っ端から書き出したり、考えてみます。

例えば、「私はすごい」「何でもできる」「皆から好かれている」「私はきれい」「私は仕事ができる」「仕事が楽しい」「勉強が楽しい」「私は頭がいい」「私はどんどん記憶できる」「私は元気」「私は健康」「私は体力がある」「人前でもゆったりしている」「いつでもリラックスしている」「人生が楽しい」「毎日が充実している」「生まれてきてラッキー」などなど…。

苦手だったり、嫌いだったりするけれど良い関係になりたい人がいる場合は、「私は○○さんが好きです」「○○さんは私が好きです」「○○さんは良い人です」「○○さんと私はとても良い関係です」など。

以上の言葉を、口に出してもいいし、心の中でもいいので一つの言葉を最低３回づつ言います。

だんだんと明るい気持ちになってきたり、気分がよくなったり、体が温かくなってきたり、本当にそうなったような気がして、自信が出てきたりすると思います。

これは自己暗示や催眠療法の手法を利用したものなのですが、繰り返し行うことで潜在意識が事実のような錯覚をするようになり、現実化していってしまうという、なんと「脳をその気にさせてしまう」方法です。

注意１、あまり早口でなく、ややゆっくりと言ってください。

注意２、長い文章でなく、短くしてください。

注意３、否定的な文章を入れないようにして下さい。
例えば、「頭が悪くない」「皆から嫌われていない」「人前であがらない」など…。

注意４、その情景も思い浮かべながら、本当にそうなっていると思いながら言って下さい。

注意５、「より理想的な自分になるための瞑想法」の呼吸法を行ってから始めるとより良いでしょう。



Ｃ．「光のシャワー、体のお掃除」瞑想法
これで１日の疲れを洗い流そう！

１、自分の頭上にシャワーがあるとイメージしてください。

　冬だったら暖かいシャワーにして、夏なら冷たくしたりして、自分にとって快適な心地よい温度に設定して下さい。　または温度はなくても良いのです。

２、そのシャワーが頭の上から足元まで、体の内側も外側にも流れていきます。

　金色に光り輝く水をイメージしてください。
　または、白く光輝いているか、自分の好きな色でもいいし、透明でも良いのです。

３、その金色のシャワーが体を流れていく時に、悪いものが解けて一緒に流れていくとイメージをしてください。

心のわだかまりや、ストレス、疲れ、肉体的な病や疲れすべてが、流れ出して体がどんどんきれいになっていきます。
　これを好きなだけ行います。

４、あなたが金色の光に満たされて光り輝き、周囲に光を放っているとイメージしてください。

注意１、「より理想的な自分になるための瞑想法」の呼吸法を行ってから始めるとより良いでしょう。

注意２、この後に｢元気を出す」「自分に自信をつける」の瞑想法を行っても良いですね。

瞑想をより深め、霊性を高めるという「スギライト」というパワーストーンがあるのですが、そのパワーの引き出し方は、「ヒーリングスクール コスモブライト 」の「スピリチュアル･ストーン･ヒーリング通信教育講座」に出ていますので、興味をもたれた方はご覧下さい。